炊き込みご飯を味見したら薄い!そんなときの対処法を紹介

炊き込みご飯

炊き込みご飯は、日本の食卓に欠かせない美味しい一品です。

でも、たまに「味が薄いかも?」「もう少し味が欲しいな」と思うことありますよね。

そんな時に便利な調味の調整方法をご紹介するので、ぜひお試しください。

一番簡単なのは塩を足すことですが、その他にも、醤油やだしなどを足したり、お茶碗によそった後に、各々、海苔やえのきの佃煮などをトッピングしても美味しいですよ。

炊き込みご飯が薄味の時の簡単修正法

炊き上がったばかりのご飯が思ったより味が薄いと感じたときに、一番簡単な調整法は「塩」を追加することです。

炊き上がったご飯に少しずつ塩を加え、よく混ぜて味を調えましょう。

この方法なら、液体を加えるわけではないので、ご飯のべちゃつきを避けることができます。

ただし、一度に大量の塩を加えると塩辛くなりすぎる可能性があるので、少しずつ加えるのがポイントです。

普通の食卓塩を使うのが無難ですが、洋風の炊き込みご飯にはハーブ入りのお塩を使っても良いでしょう。

塩以外にもいろいろ!炊き込みご飯が薄味のときの対処法

炊き込みご飯の味が物足りないときに試せる、いくつかの簡単な調整方法をご紹介します。

醤油を追加する

炊飯器に入った炊き込みご飯に、適量の醤油を均等にかけてよく混ぜ合わせてください。

その後、少しおいて蒸らすことで、ご飯がふっくらとして、不要な湿気も逃がせます。

もしもご飯がベチャっと感じられる場合は、フライパンで軽く炒めてみるといいでしょう。

炒めることで香ばしさが増し、醤油が良く絡んで、より味わい深い炊き込みご飯になります。

濃い味の具を加える

余っている鶏肉や野菜を使って、甘辛く煮てみましょう。

この煮込んだ具材を炊き込みご飯に加えることで、味がなじんでちょうど良くなります。

炊き込みご飯の具にもよりますが、きのこがあれば、煮るのも簡単ですし、全体の風味が増して格段に美味しくなります。

顆粒だしの活用

顆粒だしは、和食の味付けに非常に重宝します。

炊きたてのご飯に顆粒だしを加えると、味に深みが出て、一層の美味しさを楽しめます。

洋風の炊き込みご飯の場合は、洋風だしを加えるとよいでしょう。

塩昆布で味を調える

塩昆布は、そのままでも美味しいですが、味が薄く感じる炊き込みご飯にも最適です。

全体に混ぜて少し蒸らしておけば、味が濃くなるだけでなく、風味も増します。

また、炊き込みご飯は薄味のままで、盛り付けたご飯に、各自が好きな量を混ぜて調整するという方法でも美味しくいただけます。

炊き込みご飯に簡単アレンジを加える方法

味が薄めの炊き込みご飯に、調味料などを混ぜて味を調整する方法をいくつかお伝えしましたが、ご飯には何も加えずに、トッピングなどでちょっとしたアレンジを加えて食べる方法もあります。

簡単に風味を豊かにするアイデアをご紹介します。

味付け海苔を使って

簡単に手に入る味付け海苔を細かく切り、炊き上がったご飯に散らしてみましょう。

食べやすい一口サイズの味付け海苔は、食べやすくおすすめです。

味がついているので、薄めのご飯も濃くなり、さらに海苔で美味しくなります。

おにぎりを作り、その外側に味付け海苔を巻くのも良いでしょう。

ごま塩で風味アップ

ごま塩は、お赤飯に加えるとより美味しくなることで知られていますが、炊き込みご飯にも同様にごま塩を振りかけてみてください。

白ゴマとお塩でも、黒ゴマとお塩でも、好みや、ご飯に合いそうだなと思う方でOKです。

ごま塩の香ばしさと旨みが加わり、薄味のご飯が美味しく変わります。

バター醤油で豊かな味わい

バターと醤油、またはマーガリンを混ぜ合わせてご飯に加えると、コクと旨みが増します。

この組み合わせに鰹節をプラスすると、さらに深みのある風味が楽しめます。

なめたけの追加

なめ茸(えのきだけの佃煮)は、その独特の風味が薄味の炊き込みご飯にぴったりです。

炊き込みご飯を作るときになめ茸を加えると、さらに美味しく仕上がります。

おにぎりにする

トッピングではありませんが、アレンジ法として、おにぎりもあります。

薄味の炊き込みご飯はそのままで、塩をつけておにぎりを握ることで、味が濃くなります。

雑炊やリゾットにする

もし、どうしても味のバランスが取れないときは、雑炊やリゾットにアレンジしてみましょう。

これらの料理は味の調整がしやすく、リゾットにはチーズを加えるとコクが出てさらに美味しくなります。

まとめ

味が薄く物足りない炊き込みご飯も、紹介したトッピングや調味料を加えることで、美味しく変わります。

具材や元の味付けによって、どの味が合うかや塩加減は異なるので、少しずつ試しながら自分好みの味に調整してください。

些細な変更で、予想以上に美味しくなるかもしれません。