一年中楽しめる干支の置物:その魅力と取扱いについて

干支の置物 生活

干支の置物は、一年中飾っていても大丈夫です!

この記事では、以下の内容について詳しく解説します。

  • 干支の置物を一年中飾ってもよいのか
  • 飾り続けることのメリットと考慮すべきデメリット
  • 飾る位置や方向の選び方

干支の置物を適切な場所に適切な向きで設置すれば、運気を保ちながら楽しむことが可能です。

ぜひ最後までお読みください。

干支の置物は一年中飾っても大丈夫?

通常、正月飾りは1月7日や1月15日に取り外し、どんど焼きで焼却されることが一般的です。

では、干支の置物についてはどうでしょうか?

正月が終わった後も飾っておくことに疑問を感じる人もいます。

実際には、干支の置物を年中飾っても大丈夫です。

その年の干支だけでなく、過去や未来の干支とともに飾ることもできます。

この習慣にはいくつかの利点がありますが、注意すべきポイントもあります。

次に、その詳細を順に解説していきます。

一年中飾る干支の置物の利点と注意すべきポイント

干支の置物を通年で飾ることの利点とその注意すべき点について解説します。

利点

風水による縁起の良さ

干支の置物は、各年を象徴する動物がモチーフとなっており、それぞれの年の幸運を呼び込む力があるとされています。

そのため、年中飾っておくことで、運気を引き寄せる効果が期待できます。

インテリアとしての効果

干支の置物は、年のテーマに合わせたインテリアアイテムとしても人気があります。

魅力的なデザインのものは、日常に彩りを与えることでしょう。

注意する点

素材の劣化と汚れの問題

一年中飾り続けることで、置物が劣化したり汚れが目立つようになる可能性があります。

特に陶器や木製のものは環境によっては手入れが必要であり、定期的な清掃が欠かせません。

インテリアとの調和の難しさ

一年を通じて干支の置物を置くことで、場合によってはインテリア全体の雰囲気と調和しないことがあります。

特にシンプルな空間では、違和感が生じることも。

運気の低下の可能性

風水の観点からも、一定期間以上同じものを飾り続けると運気が低下することがあるとされています。

新しいものほど良いエネルギーを持つため、時間が経つにつれその効果が弱まり、運気が下がる可能性があります。

利点である「縁起が良い」と弊害である「運気が下がる」は対照的に見えるかもしれませんが、縁起は良い予兆とそのつながりを、運気は幸運や不運をもたらす力を指します。

したがって、干支の置物を一年中飾ることで得られる縁起の良さと、時間の経過による運気の低下は、共存する性質を持っています。

干支の置物を飾る適切な場所と注意点

干支の置物を設置する際、運気を正しく保つために場所選びと置物の向きが重要です。

玄関とリビングが適している場所

通常、干支の置物は、家の玄関やリビングに置くことが推奨されています。

風水上、これらの場所は家の中心と見なされており、玄関は運気の入り口として、また開運や厄払いの役割を果たします。

リビングは、運気を家全体に拡散させる重要な役割を持っています。

 

ただし、犬の置物は玄関に置くことは避けましょう。

犬はその活動的な性質から、玄関に置かれると運気が安定しない可能性があります。

また、番犬としての役割を果たすあまり、良い運気まで遠ざけてしまうことがあります。

犬の置物は、人がよく集まるリビングや家の裏口などの場所に置くことがおすすめです。

干支の動物たちの意味

十二支の各動物は独自の意味を持ち、これを考慮して飾ることでさらに深い価値が生まれます。

  • 子(ねずみ):ねずみはその繁殖力から、子孫繁栄の象徴とされています
  • 丑(牛):農業の発展に貢献してきた牛は、その力強さを通じて誠実さの象徴です
  • 寅(虎):どんな困難にも果敢に挑む虎は、決断力と才能の象徴です
  • 卯(兎):活動的な兎は、成長と向上の象徴であり、また安全を保障する存在ともされています
  • 辰(龍):伝説の生き物である龍は、その威厳から権力の象徴です
  • 巳(蛇):繰り返し脱皮する蛇は、再生と新しい始まりを象徴しています
  • 午(馬):馬は長い間人間の生活を支えてきたことから、健康と豊穣の象徴です
  • 未(羊):群れで生活する羊は、家庭の安定と円満を意味します
  • 申(猿):猿はその高い知能で知られ、古くから神の使いと見なされており、賢者を象徴しています
  • 酉(鶏):鶏は「取り込む」という語呂合わせから、商売繁盛の象徴とされています
  • 戌(犬):犬はその忠実さから、忠誠心と忠義の象徴とされています
  • 亥(猪):猪はその肉が古来から重宝されていたことから、健康と長寿の象徴です

避けるべき場所

以下のような場所は、運気を損ねる可能性があるため、避けるべきです。

  • 湿気が多く穢れやすいトイレや浴室
  • 汚れが溜まりやすい場所
  • 暗く陰気な雰囲気の場所

特に、トイレやキッチンは不浄が溜まりやすいとされていますので、これらの場所に干支の置物を置くことは避け、運気を保つよう心掛けましょう。

まとめ

干支の置物を一年純飾っておいても大丈夫ですが、扱い方次第では運気の低下するリスクも考慮する必要があります。

設置する際は、位置や向きに注意を払い、最適な条件で置物を配置するとよいでしょう。